若い頃だったと思うのですが、日本語での特徴として、直接語を嫌い、間接表現を用いて、常に、相手との間に心のクッションを設ける〜とか、そんな日本語論を目にした事がありました。
ただ、奥ゆかしさを秘めた その日本語の特質は、情緒を退け正確さを旨とする数学物理、加えて法律用語 等とは相容れない側面をも持つ-------とは、上記の本だったか、別途だったか、ともあれ、それ等についても何かの本で読んだ記憶があります。
今朝の天声人語には、現在の日本語に対し、それ等を含めて「曖昧模糊語」と評していましたね。
まあ〜云われてみれば、その弱点はたしかに納得は出来ても、古来からの日本語の良さを、一刀両断にして切り捨てる〜となると、それも、いかがなものかと考え込んでしまった今朝でしたが---------。
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