2010年12月14日火曜日

毛唐(けとう)-2

 
 
「毛唐」について検索してみたところ、下記の文面が参考になるのではないかとも思い載せてみました。
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 毛唐(けとう)は、本来は「毛唐人(けとうじん)」といい、毛色の変わった人たち、あるいは外国から来た人という意味。差別用語の一種。
歴史 [編集]
江戸時代までは主に中国人を指すことばであった。江戸末期以降、欧米人が来日するようになると、中国人を指すことばとして、「清国人」の代わりに「支那人」が多く用いられ、また「ちゃんころ」、「ちゃんちゃん」といった俗語もあった。(「支那人」も語源は「CHINA」であり、軽蔑語ではない。) 夏目漱石の『坊つちやん』には、最後の方に「ちゃんちゃん」が出てくる。そして毛唐は、西洋人、白人を指すことばとなった。もっとも、今では「白人」ということばが使われているが、本来は「皮膚の色が白い人」の意味ではなく、「うすらばかな人」の意味である。明治から戦前までの文学作品には、「毛唐」の語句はしばしば出てくる。
別説語源 [編集]
南蛮貿易時に渡来した南蛮人と呼ばれた「唐人(からじん・とうじん)=遠い外国の人という内容」、日本にトウモロコシ(唐黍とうきび)、唐辛子、ジャガイモ等が伝えられた。それらは、南蛮人といわれたスペイン人・ポルトガル人などが、アジアや南アメリカの植民地からもたらした物である。唐人は、頭が「唐モロコシ」のヒゲように金髪だったので、毛唐と呼ばれていた。
「ハイ・ソサエティ」と「唐人(毛唐の人)」から、「ハイカラ」等の言葉ができたとの説も在る。
関連項目 [編集]
• 放送禁止用語

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