硫黄等玉砕の詩
ああ壮烈硫黄島守備隊
岩と暑さにとざされた硫黄島
その硫黄の島で
数十倍もの大敵を迎えて
つひに玉と砕けた硫黄島守備隊
一月余りの苦闘
どんなにつらかったらう
一度も増援、補給を願わず
つひに南海の華とちって行ったのだ
残りの部下、全員集めて
ただ一度の死の突撃
[そのご硫黄島電信所は呼べど答へず]
ああ壮絶硫黄島の守備隊
海行かば水漬(みずく)屍 山ゆかば
草むす屍大君のへにこそ死なめかへりみはせじ
ちくしょう鬼米断じてユルサヌゾ
この仇はどうしてうたずにおくものか
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硫黄島玉砕は19年3月でした。この詩は その後間もなくとしても19年の夏頃でしょうか。
私が小学校5年 夏の作になります。終戦は6年生の夏ですから、その一年前頃です。
※ 巧拙には目を瞑って下さる事。
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