山形出身の同級生に会ったりするにつけ、何故か、山形のレッテルを外さずに、あの頃のままの田舎者で、 加えて、そのままの姿で現在に至っている ・・・そんな御仁が多い・・・そう思う事があります。まあ、この私を含めての事ですが。
かつて、 ちょっと東京に行って来たとなると急にズウズウ弁が東京弁になるようなキザな奴もいましたが、やはりある程度長く居て、自然に順応して東京弁ならぬ カタコト標準語、それに曲がりなりにも順応していく・・・それが大部分だったでしょうが。
かつて、 ちょっと東京に行って来たとなると急にズウズウ弁が東京弁になるようなキザな奴もいましたが、やはりある程度長く居て、自然に順応して東京弁ならぬ カタコト標準語、それに曲がりなりにも順応していく・・・それが大部分だったでしょうが。
従って、いくら標準語のつもりで話しても“ふるさとの なまり懐かし”・・・ なんとやら・・・中途半端な標準語、そんな言葉で恥を掻いたハナシも、いろいろ聞きましたね。
まあ~~勿論、それでも OKとすべきでしょうが・・・。
そんな例から・・・
山形では、荷物のようなモノを相手に持ってもらう時は「持って下さい」の代わりに「たがってくれ」と云うのですよ。「持つ=たがく」なのです。
それを前置きにして、山形の ある男の話ですが・・・、
上京の際 上野に着いて、手に持った荷物を 迎えに来た東京人に 持って貰おうと思い、丁寧に東京弁で話したつもりで「たがって下さい」と云ったところ、持ってくれるどころか、何故か 後ずさりを始めたのだそうですよ。
彼はその男が 持つのがイヤなのだろうと察し、カサにかかって?大きい声で更に「たがって下さい!」と申し付けたところ、その男は慌てて更に後ずさりしたのだそうな。
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まあ~~迎えに来た男が「たがって下さい」を「下がってください」と聞き間違えたための単純ミスだったわけですが、下がった当人にとっては勿論 笑い事では済まされない大きな問題だったでしょう。
ただ、同じ山形でも、私の先祖は日本海寄りの庄内地方が故郷なので、内陸の山形市とは ちょっと違っていましたね・・・結果として、ごちゃまぜなのです。従って、下記の呼称に違和感のある山形市の同郷人もいるかも知れませんが。
※ 絵は私の高校時代の作から。
エズロペ----------のっぺりしているサマ、顔など
タチコ-----------雛の事、敷衍して 赤ん坊などにも
ホエド------------乞食
ビダレ...だらしない女(今でも方々で見かけますよなあ~~)
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