45点は歴史的な敗北の点数であった。先生は烈火の如く怒った-------。
(但し これは本人がそう受け止めたと云うだけで、ホントはそうであった筈はない。)
先生の言い分。
100点満点を何十回何百回取っても、不合格点を一度取ると云う事は、それは、ひびの入った水がめのように、見かけはちゃんとしていても、入る水は、ひびの入った所でストップしてしまう。それと同じようなもの。100点取る事が問題ではない。45点ということは、当人の学力がそれだけしかない ということだ------きびしく受け止めなさい。
私のつぶやき。
誰にだって不調な時はあるものだ。改めて答案用紙を点検してみると、われながら、なんでこんなメチャクチャな答えを書いたのか、不思議に思う。そう云っても、なあに、ここぞと云う場面では満点取るから大丈夫さ。
それにしても「ひびの入った水がめ」 とは 例えバナシにしても よく出来たハナシだなあ〜〜。
先生は、これからの長い先生の仕事を続けていくうちに、この例えバナシを何度か使う筈だ、きっと使う。そうしたら、なんとか そう云われた者が集まって「水がめ友の会」でも開いて、思い切って高笑いをしてみたい。
それにしても、俺がこうやって怒られて無惨な顔になっているのを、向こうからチラチラ振り返って見る奴がいるのよ。
俺がやられているのが、そんなに面白いのか!。いつか そいつらをつかまえて、思い切って 引っぱたいてやるからな-------。
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