2013年2月12日火曜日

新聞切り抜き帳(上)21


島内の奥地の、至るところの洞窟の中に、飲まず喰わずで隠れていた老幼男女の大群は、戦い済んでホッとした気持ちでゾロゾロと現れた。
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私のコメント以下。

 戦争も、飛行機や軍艦が賑やかに動き回って、ピカピカ撃ち合っているシーンは申し訳ないが、メカニックみたいな面白さは確かにある。又、それに似た好例として、湾岸戦争はテレビゲームに見えたと云う事もある。
 一方、大勢の兵士が殺されて山を為している光景は、大変に無惨なものだが、ともあれ、その時点で決着がついているわけだから、見る側も覚悟が出来る。
 最も残酷なのは、大勢の市民が生きながらえて犠牲になっている光景である。
 こう云うシーンは、どうしても目をそむけてしまう光景である。

 全員ハダシであること。無一文であること。6月末でありながら いずれも かなり着込んでいること。若い男も見受けられる事。
 -----------それらに気がつく。

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