八木博士の考案によるヤギ式アンテナは戦前に発表されたが、国内では見向きもされず、その特許を買ったのはイギリスであった-------そして戦争になって----------B29の爆弾投下の命中精度が想像以上に高かったので、撃墜されたB29を調べたところ、なんと そこに使われていたのはヤギアンテナだったと云う。
八木博士のパテントは、めぐりめぐって爆弾と一緒に日本に帰って来たのである。
これに似たようなハナシは液晶に於いてもある。
液晶は、その昔、現 東北大学の学長を勤められた西沢博士が考案されたものであるが、やはり国内では見向きもされず、それはアメリカによって買い取られたため、液晶の生産でアメリカに支払われる特許使用料は莫大なものがあると云う。
その他、これに似たハナシはいくらでもあると聞く。
載せた新聞は、昭和20年9月15日 毎日新聞から。
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