この様な姿の「かき氷」の器械は、姿 形 塗装 など、違ってはいましたが、昔も「かき氷」用の器械として、結構目にしていましたね。
ただ、その昔々の、私共の子供時代、駄菓子屋で「かき氷」を食うとなれば、勿論、現在の器械に似たような器械で作られたのが主流ではありましたが、他方、同じ駄菓子屋とは言え、違っていた店もあって、そこでは、すぐ上の絵のように、時代遅れの? 鉋(かんな)を裏返しにしたような道具で作られた「かき氷」を出す店もありましたね。
-------申し上げれば、むしろ「かき氷」となれば、絶対的にと云ってよい程、この道具で作られたものでないとダメでしたよ。
どうしてか?------それは、削り取られる氷が、均一ではなく、削る人間の手加減のムラで、さまざまな形をして削られてカップに積もったからでした。中には、雪のような美しいのもあれば、ガリガリと歯ごたえ?のある氷的なのも混じったりして---------それらがあったればこそ何とも云えない「豊かな風味」として味わう事が出来たのですよ。
たかが子供とは云え、やはり舌にこだわる日本人ならでの “ ド根性 ” があったのでしょうネ?〜。
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