2011年1月14日金曜日

散歩道から-2

 
 こちらは、かなり古い方で、その中の何棟かは取り壊しにかかっており、取り敢えず そこの住民が残る一棟に集まったのか、ここだけは満杯のようです。
 それにしても満杯の方が活気があるように見えていいですね。周囲の景色もベターですよ。

 
 これが新しい方--------と云っても もうこれも大分前に建てられたような気がしますが。

 ----------ダイナミックな感じがします。

 
天を突くばかりに聳え立っていますね。

 参考
 国木田独歩
「武蔵野」から。
---------------まず自分がかの問に下すべき答は武蔵野の今も昔に劣らずとの一語である。昔の武蔵野は実地見てどんなに美であったことやら、それは想像にも及ばんほどであったに相違あるまいが、自分が今見る武蔵野の美しさはかかる誇張的の断案を下さしむるほどに自分を動かしているのである。自分は武蔵野の美といった、美といわんよりむしろ詩趣ししゅといいたい、そのほうが適切と思われる--------- (以下略 )。

 これに記されていた武蔵野の美は、ここの景色に関する限り、自然の美から現代の美に変容していますね。
 ともあれ、ここの景色も、紛れも無く現代に於ける “武蔵野の美” ですよ。

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