以下は、昔々ある科学雑誌に投稿した私の十進法についての寄稿文からです。
勿論 掲載されたとは云え御覧の通り実現は致しておりませんね。
十進法の時計を考えてみました。
現在、一日で86.400秒の時計を10万に分割して十進法になる時計を考えてみます。
この時計を基準にして、まず地球の経度を日付変更線をゼロにして、東まわりに10万に分割します。
さらに緯度の方は、北極をゼロにして、南極まで10万分割。さらにこの考えを延長して、天球の赤経を春分点をゼロにして同じく10万分割。
最後に北極をゼロにして南極まで10万にする赤緯を考えてみることにします。
こうすればどうなるか?。
なにせ、すべてを十進法にするわけですから、時間も角度も電卓等での計算が自由自在になります。
大体、A星とB星がどの程度離れているか、時角でスラスラ計算できる人などめったにいないわけですから、十進法にすれば、天球座標の理解も小学生にも即座にOKとなります。
以前、1950年を基準に世界の時計を十進法に改めようとする運動がありました。
この運動は実りませんでしたが、2000年近くなると、またこの運動が出て来る筈です。
今のうちに少しこの考えに同調してみませんか?。
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