シューベルトの歌曲集「冬の旅」から「ライエルマン」を紹介しましたが、もう一曲 名作がありますね。それは 六番「あふるる涙」です。
-----------忘れていました。
6. 雪解け水(あふれる涙)
涙がどれほど
雪の上にしたたっても
さらさらの冷たい雪が
熱い苦しみをのみこんでしまう
若草が萌え出るころには
あたたかい風が吹く
氷はいくつにも砕け
ゆるんだ雪は解けて流れ出す
ぼくのあこがれを知る雪よ
そのときおまえはどこへ行く
頼む ぼくの涙についていってくれ
ほどなく小川がおまえを迎えるから
小川といっしょに町に入り
にぎわう通りを流れすぎ
ぼくの涙がかっと熱くなるのを感じたら
そこがぼくの恋人の家だ
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YouTubeなどでお聞き下さいませ。
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