2010年10月28日木曜日

奉祝國民歌「紀元二千六百年」

 
  
 
 奉祝國民歌「紀元二千六百年」
内閣奉祝會撰定/紀元二千六百年奉祝會・日本放送協會制定
増田好生 作詞/森義八郎 作曲

金鵄(きんし)輝く日本の 
榮(はえ)ある光身にうけて
今こそ祝へこの朝(あした) 
紀元は二千六百年
あゝ 一億の胸はなる

歡喜あふるるこの土を 
しつかと我等ふみしめて
はるかに仰ぐ大御言(おほみこと) 
紀元は二千六百年
あゝ肇國(ちょうこく)の雲青し
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 (その替え歌)
「金鵄」上がって15銭
栄えある「光」30銭
今こそ来たぜ この値上げ
紀元は二千六百年
ああ1億の民は泣く

「金鵄」上がって15銭
栄えある「光」30銭
それより高い「鵬翼」は
苦くて辛くて50銭
ああ1億のカネがいる
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上記の歌での「金鵄」は当時のタバコの事。

紀元二千六百年は 昭和15年、私の小学校時代。
勿論、この替え歌も良く覚えているし、当時は、本歌も替え歌も共々結構歌っていましたね。

「金鵄」とは古事記とか日本書紀に出てくる“金色のトビ”のことで、神武天皇の東征に際し、敵の眼をくらませ勝利に導いたという伝説の鳥。(上の左図)
勿論、その謂れは、当時の教科書(修身?)に載っていました。

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