戦前から戦後間もなくの頃までは、クスリと云えば、各家庭に 置き薬の箱があって、それを使用していました。
年に一度程度に、遠くから行商姿のクスリ屋さんがやって来て、使用分を清算し、不足分を補充していくのが習わしでした。
加えて、おみやげ?として子供達には必ずと云っていい程に紙風船を置いて行きましたね。
越中富山の薬屋さん-------と呼んでいたので、その通り富山県の方からやって来ていたのでしょう。
その習わしが消滅したのは、いつ頃からだったのか、思うに、戦後も数年を経て、住民の移動が激しくなった時代を迎え、それに対応出来ず終了したのでしょう。
今となれば、懐かしい思い出です。
その当時の薬屋さんは、確かに載せた写真のような風体をしていました。
※ 写真は検索からお借りしました。
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