2010年11月29日月曜日

パラドックス


 人食いワニが子供を人質にとり、その母親に「自分がこれから何をするか言い当てたら、子供を食わないが、不正解なら食う」と言った。これに対し、母親が「あなたはその子を食うでしょう」といった場合、
• ワニが子供を食う場合、母親はワニがしようとすることを言い当てたので食べてはならない。
• ワニが子供を食わない場合、母親の予想が外れたのでワニは子供を食べても良いことになる。
 しかしそこで食べると、結果的に母親の予想は正しかった事になるため、矛盾にぶつかる。
このように、ワニが何をしようとも自己矛盾してしまい、子供を食べる事も、食べない事もできなくなってしまう。

 以上の話は不思議の国のアリスの作者として知られる数学者ルイス・キャロルが創作し、クロコディルズ(ラテン語: Crocodilus)というタイトルで発表した[1]。
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 これに似た例は、かなりあるでしょうが、御参考のために------。

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