2012年11月4日日曜日

あの頃の今頃


撃ちてし止まむ----------これぞ帝国臣民の叫び.........
昭和18年11月7日 大東亜結集国民大会  日比谷公園

大東亜戦争(太平洋戦争)が始まったのは私の小学校2年生。終わったのは6年生の夏でした。
戦争を通じて、我等大日本の少国民は、勿論 熱烈なる軍国主義で通しました。
だからと云って、終戦と同時に いきなり反戦主義者への衣替えはなかなか出来ませんでしたね。
勿論、普通なみに民主主義を唱えはしましが、ある面では大人以上に拘り(こだわり)があったと思うのですが、御同輩の方々はいかがなものだったでしょうか。

つまりは、単純なトシの頃でしたから、幼稚な分 急な方向転換が出来ず、うろうろするだけで、その分、単純には変節を潔しとしないだけの “ 残り根性 ” があったように見えた年頃だったとも思いますね。
 もっと申せば、それ迄、ミルクを飲んでいた赤ん坊に、いきなり、お粥を喰わせる時に生じる その赤ん坊が見せる戸惑い、そんな状況に似た状態であったと申し上げておきましょうか。
ともあれ、それはそれ、今となっては貴重な資料を残した事で、それだけは、事の正邪とは別に自分なりに自分を褒めてやりたい!!?と考えている次第ですので。

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