2010年6月26日土曜日

面従背否


 ミッドウエイ作戦では、いつぞや見た映画でだったかどうか、覚えている画面があって、それは、一度は、空母に並んでいる攻撃機に魚雷をセットさせながら急遽魚雷ではなく爆弾に切り換えさせる--------更にそれを局面が変わったとの情報から、再度魚雷に切り換える-------とか、指示の混乱があって、この時のもたつきが決定的な破局を迎えてしまう、と そんな映画でしたね。
 これに似たような事柄は、特に我が国に於いて多いのかどうか定かではないのですが、よく生じますね。
 つまり人間の組織が、いかなる場合でも、うまく作用しないケースがあると云う事で、これが他の国とは違っているのですよ。
 それに加えて“面従背否”なる言葉もありますよね。無能な上官だっと知った折り、部下には この面従背否が無かったかどうか、それも問われるべきだったかも知れません。

  • ※ 「面従背否」うわべだけ上の者に従うふりをしているが、内心では従わないこと。▽「面従」は人の面前でだけ従うこと。「腹」は心の中のこと。「背」は背くこと。

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