2011年1月12日水曜日

「硫黄島守備隊」の詩(うた)

 以下 当時の自作の詩 国民学校五年

 

 ああ 壮烈硫黄島守備隊
 岩と暑さにとざされた硫黄島
 その硫黄の島で
 数十倍もの大敵を迎えて
 つひに玉と砕けた硫黄島守備隊
 一月余りの苦闘
 どんなにつらかったらう
 一度も増援、補給を願わず
 つひに南海の華と散って行ったのだ
 残りの部下、全部集めて
 ただ一度の死の突撃
 「その後硫黄島電信所は呼べど永久に答えず」

 ああ 壮烈硫黄の守備隊
 海行かば水漬(みずく)屍 山ゆかば
 草むす屍(かばね)大君のへにこそ死なめ かへりみはせじ
 ちくしょう 鬼米断じてゆるさぬぞ
 この仇はどうして うたずにおくものか、
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 作詞の巧拙は別として、当時の小学生の心意気?を感じとって下さいませ。

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