2011年2月23日水曜日

辻音楽士

  

 
 シューベルトの「冬の旅」、その中の「ライエルマン」、これが何とも淋しい曲ですね。
 それは さておいて、日本語では「ライエルマン」を「辻音楽士」と訳しているようですが、辻音楽士となると、西欧では、それなりに固定した姿形があるのでしょうが、私どもの年代の者には、かって街の中で 良く見かけた アコーデオンを鳴らしていた 往年の傷痍軍人の姿、それが重なりますね-------いかがでしょうか。今でこそ見られなくなりましたが、以前はお祭りとか いろんな行事となると、神社や寺の出入り口の付近に、必ずと云ってよい程に白衣姿でアコーデオンを鳴らしながら立ちすくんでいましたよ。
 
 あれと、ここでの辻音楽士には乖離があるとは申せ、やっている事自体では両者同じとも思えるので、今更とは申せ どうなんでしょう?。
当然ながら、現在では、往年の傷痍軍人の姿は 完全に見られなくなくなっていますが。

「ライエルマン」は youtubeで、その名で検索すると すぐ出て来ますので、選んでお聞きになってみて下さい。淋しい曲です。

 又は下記URLでどうぞ。

 http://www.youtube.com/watch?v=ZTu_Jreo1SQ&feature=fvwrel

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