写真はチビ犬「まる」との散歩から。
このへんの光景には別に変わった点は何も無く、まあ、よく見かける風景でしょうね。
ただ、全国的には、 通常 町であれ村であれ、道路の端には大小の川が精一杯流れているのが定番のような気がするのですよ。
然し、ここ一帯は野火止台地と称する台地の上なので、見られる川があるとしたら、台地の上の真ん中を流れる人工の川「野火止め用水」だけですね。
あとは、台地を下って行けば、当然ながら結構な川に到達しますが。
そのせいもあるのか、川のない ここでの景色は、いつも何か物足りないように思えてしまうのです。
尤も、どこであれ、川があっても現代ですから危険との理由で、大抵は暗渠になっていて頑丈な蓋が被せてある場合の方が多いとも思ってしまいますがね。
ともあれ、まあ~~文字通りの山国「山形」と、ここのような平地の町では違っていて、一様に考える事自体が無理だとは思いますが、ちょっと残念のような気がします。
------------- 川と云えば、七夕などでの飾りなど、終わったあとに、細かく千切って川に流してやった幼い記憶なども蘇る時があるものです。加えて冬の雪の捨て所は、昔から道路の側を流れる川....と、そうも決まっていました。
それが、ここでの何か無機質風な景色を目の前にすると、現代の風景には色も無く情緒にも欠けた単なる “ 土地 ” としか目に映じなくなります。まあ〜路傍の花に初夏に向かう息吹を感じ取る・・・これはOKとしても・・・ですが。
山の奥の温泉などに行くと、道の端に、急流が迸っているサマに出食わしますが、あれ程ではないしろ、こんな平地の町にも 無理とは承知で緩やかであれ流れがあれば・・・と思いたくなるもの。
以上、ちょっぴり残念の気持ちを込めての一筆でした。
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