終戦の頃は、山形市内の小学校は空襲を怖れ すべて休校となったので、私は祖母と一緒に米沢の在、叔父の家に避難(疎開?)していました。
そこでは、それなりの苦労もありましたが、ともあれ、8月15日終戦となって、その翌朝、一番の汽車に乗って山形に帰るべく祖母と共に明け方 まだ真っ暗の時刻に叔父の家を出たものでした。
その途中、真っ先に気がついたのは、見上げた暁天に輝いていた金星でしたね。
金星も、宵の明星としては馴染みではあっても、明けの明星となると、文字通り明け方に見えるわけですから、通常は なかなか見られない星だと思いますよ。
それが満点の星空の中に輝いて見えたのですから感激しましたね。
ただ、駅で一番列車を待っている間に、空も明け、その明るい空にいつのまにか消え去ってしまっていましたが。
思えば、明けの明星を見たのは、星好きの私でありながら、その時の一回限り---------- まあ〜情けない限りですが、それが紛れも無い事実として今に至りました。
※ 写真は検索からお借りした “ 明けの明星 ” の姿です。
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