『自転車泥棒』(原題 LADRI DI BICICLETTE,英題:The Bicycle Thief)は、1948年に公開されたイタリア映画。第二次世界大戦後のイタリアを舞台に、戦後の貧困とその中で生きる親子を描いた作品。
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1940年に映画監督としてデビュー。脚本家のチェーザレ・ザヴァッティーニとコンビを組んだ『靴みがき』や『自転車泥棒』などでイタリアのネオ・リアリスモの巨匠とみなされるようになる。1951年の『ミラノの奇蹟』でカンヌ国際映画祭グランプリを、1971年の『悲しみの青春』でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した。
自転車泥棒 Ladri di biciclette (1948年)
終着駅 Stazione Termini (1953年)
昨日・今日・明日 Ieri, oggi, domani (1963年)
靴みがき Sciuscià (1946年)
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戦後のイタリア映画は凄い迫力がありましたね。
同じ敗戦国ながら、こちらは、エンタツアチャコ、ロッパ、エノケン 等々のバカバカしい喜劇映画が主だったのに反して、あちらでは戦争を真正面から受け止めた作品が多く、そのいずれもが グッと胸に来る内容の作品が多かったようでした。
その中の「自転車泥棒」、その最後のシーンなど今でも心に感動がしみついていますよ。
--------------- それにつけても、ヴィットリオ・デ・シーカ、懐かしい響きがしますなあ〜。
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