2010年8月29日日曜日

プリンスオブウエールズ撃沈



 プリンスオブウエールズ号はイギリスの戦艦で、大平洋戦争の緒戦で、日本軍によりマレー沖で撃沈される----------- 緒戦での大戦果に国中 万歳の声が巻き起こりましたね。小学校2年生の時でした。

 その光景を描いた「松添猛 画伯」の絵を見て、私が描いた絵は数十枚になるのではないかと思いますよ。勿論 すべて どこかに消えて手許にはありませんが、たった一枚、3 年生の時のが残っていました。たまたまノートに描いたので、残り易かったのだと思いますが。

 ただ、これは画伯の絵を見て描いたわけではなく授業中 こっそり描いたもの。もう ソラ で描ける程アタマの中に染み着いていましたね。上手いか下手かではなく 時代を読み取って下さいませ。授業中に しっかと描いている程に このニュースで受けた印象は強烈でした。

 但し、ソラで描いたせいもあって、飛んでいる飛行機の位置も違っているし、ユニオンジャックの旗も忘れていますね。ただ、左上の飛行機は 描くつもりだったものを、タイムアップで それっきりになってしまったもの。

 ※ この絵では、はっきり分りませんが、絵の右端に近く、はるか彼方には沈み行く同僚艦「レパルス号」が描き加えられてあります。

●ともあれ、この作戦の成功から、東洋史に於て、白人支配の300年にわたる歴史を ともかくも覆し「アジア人のためのアジア」と叫ばれていた 合い言葉の一つを、この戦いに於て 事実として実現したとの事。アジア史上 それは画期的な大勝利と叫ばれました。

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 戦争が終わって、真っ先に世に出て来たのは「オレは、本当は戦争に反対だったのだ!!」とのヤカラの声でした。変わり身の素早い人間は どこにもいると思うのですが、厚顔無礼とはこれ等の人間を指すのか と子供心にも思いましたよ。
 それらに類するヤカラは今でも大勢いると思いますね。「・・・あの時の反省に立って・・・」だ とよ。無責任極まりないと思いませんか?。

 ともあれ、マレ-沖海戦の大勝利に我が国民は心底から「天皇陛下万歳!!」を叫びました。「東洋平和の時来る!・・・。」その叫びは今でも覚えています。

  〜〜〜 然しなあ〜、いずれ又、いかなる時にか、その叫びを聞かないとも限りませんナア・・・。

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